TFTPサーバの設定

TFTP [1] サーバの設定方法です。

1. Debian GNU/Linux の場合

1.1. インストール

tftpd パッケージをインストールします。

# aptitude install tftpd

1.2. 設定

デフォルトでは、TFTP クライアントがアクセスするディレクトリ (転送するファイルを置くディレクトリ) は /srv/tftp になります。これを変更したい場合は /etc/inetd.conf を編集します。例えば /netboot に変更する場合は以下のようになります。

変更前:

tftp dgram udp wait nobody /usr/sbin/tcpd /usr/sbin/in.tftpd /srv/tftp

変更後:

tftp dgram udp wait nobody /usr/sbin/tcpd /usr/sbin/in.tftpd /netboot

inetd に対して設定を反映させます。

# /etc/init.d/openbsd-inetd reload

2. Fedora 10 の場合

2.1. インストール

「システム」→「管理」→「ソフトウェアの追加/削除」でパッケージマネージャを起動し、tftp-server パッケージをインストールします。

スクリーンショット

2.2. 設定

ファイアウォールを有効にしている場合、「システム」→「管理」→「ファイアーウォール」から「ファイアーウォール設定」を起動し「その他のポート」にTFTPのwell-knownポートであるUDPの69を追加し適用します。

スクリーンショット

「システム」→「管理」→「サービス」から「サービスの設定」を起動し、tftpサービスを有効にします。

スクリーンショット

デフォルトでは、TFTP クライアントがアクセスするディレクトリ (転送するファイルを置くディレクトリ) は /tftpboot になります。これを変更したい場合は /etc/xinetd.d/tftp を編集してxinetdを再起動します。例えば /netboot に変更する場合は以下のようになります。

変更前:

service tftp
{
        disable = no
        socket_type             = dgram
        protocol                = udp
        wait                    = yes
        user                    = root
        server                  = /usr/sbin/in.tftpd
        server_args             = -s /var/lib/tftpboot
        per_source              = 11
        cps                     = 100 2
        flags                   = IPv4
}

変更後:

service tftp
{
        disable = no
        socket_type             = dgram
        protocol                = udp
        wait                    = yes
        user                    = root
        server                  = /usr/sbin/in.tftpd
        server_args             = -s /netboot      ←ここを変更します。
        per_source              = 11
        cps                     = 100 2
        flags                   = IPv4
}

3. Windows の場合

Windows で動作する TFTP サーバ TFTPD32 を例に説明します。

3.1. インストール

TFTPD32 のサイトダウンロードページ から拡張子が .exe のインストーラをダウンロードします。

2007/08/16現在の最新バージョンは v3.23 です。

ダウンロードしたインストーラを起動すると、コンポーネントの選択画面が表示されます。特に変更する必要はないので Next をクリックして次に進みます。

スクリーンショット

インストール先を選択します。ここもデフォルトのままとします。

スクリーンショット

インストールが完了したら Close をクリックしてインストーラを終了してください。

スクリーンショット

3.2. 設定

スタートメニューより Tftpd32 を起動します。

スクリーンショット

デフォルトでは、TFTP クライアントがアクセスするディレクトリ (転送するファイルを置くディレクトリ) は C:\Program Files\Tftpd32 になります。これを変更したい場合、画面下部の Settings をクリックすると表示される画面の Base Directory で設定します。

スクリーンショット

Bishop のファイル転送を行うだけであれば、他の設定を変更する必要は特にありません。OK をクリックして設定を反映させます。

  1. ^ TFTP(Trivial File Transfer Protocol): UDP を用いたファイル転送プロトコルです。FTP のような認証は無くユーザ名やパスワードは必要ありません。主にディスクレスマシンのブートに利用されます。
cc